【開催レポート】5月の親子料理教室|いももち&ソーセージづくりで“からだ”を感じる

新緑がまぶしい5月、皐月(さつき)の風が心地よく感じられる季節となりました。
田植えが始まり、自然界がいよいよ本格的な成長の時を迎える頃「親子料理教室デキタヨ!」でも、子どもたちの「やりたい!」の芽が大きく育つ時間となりました。

🥔 幼児クラス|じゃがいもをつぶして、こねて「いももち作り」

この時季においしさを増す新じゃがいもを使って、幼児クラスでは「いももち」づくりを行いました。

蒸したてのじゃがいもの香り、つぶす感触、焼き上がるときの音や香ばしい香り…
五感をたっぷり使ってのクッキングは、まるで季節そのものを味わうような時間!


気温差の激しい季節の影響で、体調を崩して欠席されるお子様もいらっしゃいました。

そのため、クラスによってはマンツーマンのプライベートレッスンとなった回も。いつものように協力し合い、刺激を受けながら過ごすグループレッスンも良いものですが、じっくりとお子様の興味に寄り添えるマンツーマンの時間もまた、特別な学びの場となりました。

レッスン後には、
帰りにじゃがいもを買って帰り、家でもまた作りました!
という保護者様からの嬉しいお声もいただきました。教室での体験が、ご家庭の食卓へとつながっていくこと。
それは、子どもの「やってみたい!」が生活の中に根づいていく、何よりの喜びです。

🌭 小学生クラス|“消化”を学びながら、ソーセージ作りに挑戦!

小学生クラスでは、「消化」をテーマにした食と体の探究型クッキング。
“食べたものがどうやって体を通るのか”を学んだあとは、豚腸を使ったソーセージ作りに挑戦しました。

はじめて触れる腸の感触に、最初は戸惑いながらも──

破れやすいんだね…」というつぶやきがこぼれました。やわらかくて繊細なその素材は、まさに生きていた証。
食材の向こうにある“命”を、五感で感じ取る体験となりました。

そうして丁寧に詰めて、結んで…
完成したソーセージを一口食べた瞬間、手作りソーセージ、おいしいね!と目を輝かせる子どもたち。

自分の手でつくり、命にふれ、食べる。

そのすべてのプロセスが重なったからこそ味わえた、特別な美味しさだったのだと思います。

☀️ 暦とともに育つ、子どもたちの“食べる力”

「親子料理教室デキタヨ!」では、
料理が上手にできるようになることを目的にはしていません。

料理は、子どもとたのしむための“きっかけ”
季節を感じること、素材にふれること、
「できた!」の小さな積み重ねを、親子で共有すること──
そんな時間が、子どもたちの生きる力につながっていくと信じています。これからも、たのしくて、おいしくて、心があたたまるような親子の時間を、そっとお手伝いできたらうれしいです。

🗓 次回のご案内

来月は、【水無月(みなづき)】。
梅雨の湿気対策や、夏を元気に迎えるためのごはんを予定しています。どうぞお楽しみに!

親子料理教室デキタヨ!

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